Twitterのフォロー通知メールの国際化が変

概要

Twitterが国際化に対応し、日本語版公開されました。

翻訳の質がどうだとか言語の切り替えがうまく行かないとかいう件についてはどうでもいいのですが、ひとつだけ気に入らないことがあります。それは「follow通知メールの国際化の仕様がおかしいんじゃない?」ということです。

Twitterには「誰かが自分をfollowしたときに、それを自分あてにメールで通知してくれる」という機能があります。今回このメールの本文も国際化されたようなのですが、どうも

  • フォロー「する」側の言語設定に応じてメールの言語を切り替えている

みたいなのです(テスト用アカウントで試してみた結果はこちら)。

なぜ問題なの?

とある日本人ユーザー(個人設定で日本語を選択)が海外のユーザー(個人設定で英語を選択)をfollowしたとき、もし彼が「follow通知メールを受け取る」設定にしていれば彼には日本語のメールが届くことになります。彼が日本語を読める保証がどこにありますか?

将来さらに多言語化が進んだとしましょう。

とあるロシア人ユーザー(個人設定でロシア語を選択)が日本のユーザー(個人設定で日本語を選択)をfollowしたとき、もし彼が「follow通知メールを受け取る」設定にしていれば彼にはロシア語のメールが届くことになります。彼がロシア語を読める保証がどこにありますか?

こういうときって、どうせやるならメールを読む側の設定にあわせて言語を切り替えるのが当然なのじゃないでしょうか。というわけでTwitter日本語版の不具合発見板にコメントしておきました。

まとめ

国際化するは当然の流れだし、日本語版を作るのも日本人ユーザーにとっては非常にありがたいこと。でもどうせやるならもうちょっときちんと考えて作ってほしいものです。